ペットの食育入門講座を開催いたします!
9月20日(日)満員御礼
10月28日(水)
11月23日(月)
12月13日(日)
詳細はこちらでご確認ください^^
http://www.filou.jp/food/index.html
こんにちは、太郎です。
9月20日(日)満員御礼
10月28日(水)
11月23日(月)
12月13日(日)
詳細はこちらでご確認ください^^
http://www.filou.jp/food/index.html
こんにちは、太郎です。
さてさて、
この間まで、植物のオイルについて
この間まで、植物のオイルについて
いろいろうんちくを述べさせていただきましたが、
それに関連して、もっとオイルについて知りたい!
と思う部分が出てきたので、お勉強してみました。
今日はブログ全体がまめちしき!
ってことでよろしくお願いいたします。
テーマは
お肉(獣肉)の脂の違い
についてです。
お肉(獣肉)の脂の違い
についてです。
さてさて、手作りごはんを作っていれば、
大なり小なりの違いはあるにせよ、
いろんなお肉に触れる機会がありますよね。
フィルウでは、手作りごはんを希望されたみなさまには、
鶏肉・豚肉・馬肉・羊肉・牛肉や七面鳥、旬のお魚などを
その時々でご提供しています。
これまで、それぞれのお肉については
お勉強したことがあったんですが…
※ ※ ※ ※ ※ 過去のブログたち ※ ※ ※ ※ ※
馬肉についての記事はこちら。
↓ ↓ ↓
羊肉についての記事はこちら。
↓ ↓ ↓
“脂の質”に関しては、お恥ずかしながら
【獣肉は飽和脂肪酸】
【魚は不飽和脂肪酸】
【魚は不飽和脂肪酸】
という程度の認識しかありませんでした!
ということで、今回、オイルの勉強をし始めたら
獣肉の脂の組成についても気になってしまったので、
●それぞれ獣肉の脂肪酸の組成は?
●獣肉によってどんな違いがあるのか?
を中心に調べてみたよ!
さて、まず調べたのは、
それぞれのお肉の脂肪酸の構成。
それぞれのお肉の脂肪酸の構成。
全脂質のうちの何パーセントが飽和脂肪酸で、
残りの何パーセントが不飽和脂肪酸で、
不飽和脂肪酸のうち
オレイン酸の割合は何パーセントで
n3系、n6系の脂肪酸は何パーセントで…
オレイン酸の割合は何パーセントで
n3系、n6系の脂肪酸は何パーセントで…
ってやつですね。
鶏肉
飽和脂肪酸 34%
飽和脂肪酸 34%
一価不飽和脂肪酸 52%
多価不飽和脂肪酸 14%
豚肉
飽和脂肪酸 41%
一価不飽和脂肪酸 46%
多価不飽和脂肪酸 13%
馬肉
飽和脂肪酸 38%
一価不飽和脂肪酸 48%
多価不飽和脂肪酸 14%
羊肉(マトン)
飽和脂肪酸 49%
一価不飽和脂肪酸 43%
多価不飽和脂肪酸 6%
※ 参考 ※
鮭
飽和脂肪酸 23%
一価不飽和脂肪酸 48%
多価不飽和脂肪酸 29%
※今回の脂質の総量や脂肪酸の割合を調べるにあたって
参考にさせていただいたサイトはこちらです。
カロリーSlism http://calorie.slism.jp/
比較してみたら、意外な事実を発見!
実は、脂肪酸の構成割合に関してみたら、
獣肉に関しては、
それほど劇的な違いはなかったんです。
それほど劇的な違いはなかったんです。
どのお肉の脂質も、
飽和脂肪酸が4割程度。
一価不飽和脂肪酸が4~5割程度、
残りが多価不飽和脂肪酸(約1割)
という感じです。
違いをお伝えするなら、
鶏肉は不飽和脂肪酸が少なめで、
一価不飽和脂肪酸が豊富。
馬肉は飽和脂肪酸が若干少なめで、
多価不飽和脂肪酸の中でリノレン酸が占める
パーセンテージが高め。
(αリノレン酸4%。他の獣脂では1~2%)
羊肉は飽和脂肪酸の割合が若干高め。
そのため、脂肪の融点が少々高くなるんだとか。
一応お肉により、少々の個性はあるものの、
鮭の脂肪酸の割合と比べてみると、
どんぐりの背比べ程度の違いしかないということは
お分かりになっていただけるのでは?と思います。
そうするとつまり、
どのお肉を選んでも脂の質は変わらないってこと??
どのお肉を選んでも脂の質は変わらないってこと??
って思ってかーちゃんに聞いてみたら、
「ちょっと視点を変えてみてみるといいよ」
と言われて、こんな表を見せてくれました。
みなさんは、この比較表を見てなにかに気が付きますか?
ボクにはよくわからなかったよ…
ボクがうーんうーんと頭を悩ませていたら、
しょうがないなぁとかーちゃんが、
「100gのお肉に含まれる脂質(脂肪酸)の量を比べてみて?」
あー!
100g中に含まれる脂質(脂肪酸)の量が全然違う!!
比べると、ダントツで豚肉がトップ。
調理しているときの感じから、
羊肉が脂が多いイメージを持ってましたが
羊肉の倍以上の脂質が
豚肉に含まれていると知ってビックリ。
豚肉に含まれていると知ってビックリ。
(もちろん、部位による差もあるとは思いますが)
そしてさらにさらに、
馬肉の脂質の少なさにビックリ!
馬肉の脂質の少なさにビックリ!
なんと、
鶏肉と比較して4分の1ほど、
豚肉と比較すると15分の1ほど
しか脂がありません。
しか脂がありません。
これなら確かに
ローカロリー/ダイエット向きのお肉と
ローカロリー/ダイエット向きのお肉と
もてはやされるのも納得です!
つまり、獣肉に関しては、
脂質中の脂肪酸の割合は大差なくても
もともと含まれている脂質の量が違うから、
同じ量(たとえば100g)を摂取したとしても、
体内に入ってくる脂肪酸の量が
全く違うため、差が生じてくる
全く違うため、差が生じてくる
ってことが言えるわけだね!
豚肉は100g中に含まれる脂質が多いから、
多価不飽和脂肪酸もたくさん
摂取できるかもしれないけど、
それ以上に、
飽和脂肪酸が多いから蓄積しやすいし、
摂取できるかもしれないけど、
それ以上に、
飽和脂肪酸が多いから蓄積しやすいし、
過酸化脂質(脂質が酸化したもの)に関しても
心配しなければいけません。
心配しなければいけません。
メリット以上にデメリットが増える危険性が
あるってことだね!
あるってことだね!
逆に、脂質の含有が非常に少ない馬肉は
たくさん食べても脂質の摂取量が少量となるため
飽和脂肪酸の摂りすぎによる肥満も起こりにくく、
また、過酸化脂質の摂取量も少なくなります。
また、脂質の含有量が少ない分、
その他の栄養素…
アミノ酸やビタミン・ミネラルが
占める割合が高くなるので、
”栄養価が高い”と言われるのも納得です!
アミノ酸やビタミン・ミネラルが
占める割合が高くなるので、
”栄養価が高い”と言われるのも納得です!
…と、なんだか長くなってしまいましたが、
お肉を”脂質の違い”という視点から見てみました。
意味の分かりにくいブログになってしまったかな、
と思いますが、 もし疑問点があれば
ご遠慮なくお知らせください!
と思いますが、 もし疑問点があれば
ご遠慮なくお知らせください!
今回のブログで、オイルに関しての記事は
いったん終了させていただきます。
といっても、オイルはまだまだ
たくさん存在していますので、
たくさん存在していますので、
機会を見つつその都度オイルに
触れていきたいと思いますので
触れていきたいと思いますので
みなさまどうぞ楽しみにお待ちください^^
それでは最後に、ごはんのご紹介~♪
【食材】
ラム(羊)肉
ごはん
さつまいも
ブロッコリー
大根
まいたけ
【作り方】
さつまいもとブロッコリーは下茹でしておきます。
鍋に刻んだラム肉を入れ、脂が出てきたら
マイタケ、大根、ブロッコリー、サツマイモを
適当な大きさに刻んで一緒に炒めます。
ごはんも加えて、
火が通ったらできあがり!
赤味が足りなくて、
ちょっと色が悪いですがご容赦を!
ちょっと色が悪いですがご容赦を!
by モフ猫太郎